How to ニュージーランド

ニュージーランドのオークランドや各地について、観光地、カフェ、レストラン、ワイナリーなど旅行に役立つ情報を発信しています。

オークランドでフェリーに乗船!デボンポート観光まとめ

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Kia Ora(キオラ)!

今回は、ニュージーランドオークランドのシティ中心部から、フェリーに乗って15分ほどで行ける「デボンポート」の魅力、やること、見るもの、行き方なども併せてご紹介します。

1.   デボンポートって? 場所と行き方

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デボンポートの街とマウントビクトリア

デボンポート(Devonport)は、オークランドの北に位置するノースショアにあるワイテマタ湾に面した街の名前で、オークランド観光に来た方は気軽に行ける観光地として、地元の方々も息抜きで訪れることが多い魅力溢れる街です。

 

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フェリーに乗船して15分ほどで到着

デボンポートへ行くには、オークランドシティからフェリーに乗船し、15分ほどで行くことができます。デボンポート行きは、平日休日祝日問わず1時間に1本のペースで出航しています。通勤などで利用している地元住民もいた為、新型コロナ流行以前は、出勤や帰宅の時間帯は30分に1本と増便していることもありました。

 

オークランドシティの海沿いにあるフェリーターミナルへ行き、ピア1のチケットブースでデボンポート行きを買ってください。2020年現在、往復チケットは15ドルですので、フェリーに乗れると思えば高くはないですね。チケットブースの場所は下の地図で確認してください。 

オークランドの交通ICカードであるAT HOPカードがあれば、もう少し安い運賃で乗ることもできます。AT HOPカードは、ブリトマートという電車の駅や取扱のあるコンビニなどで10ドルで購入することができます。

 

また、デボンポートは島ではなく対岸の街となっている為、車で行くことも可能です。オークランドシティからは、北に向かいハーバーブリッジを渡った後、高速道路を降りて東方面に向かう形となり、所要時間は30分ほどになります。

 

 

2.   マウントビクトリア

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マウントビクトリア山頂からの眺望(オークランドシティ)

ここからは、デボンポートの魅力をご紹介します。まずは、健脚でない方でも登ることができる「マウントビクトリア」です。マウントとついていますが、高さは87mと、そこまで高くありませんが、山頂まで登ると、オークランドを360度見渡すことのできる絶景が広がっています。ワイテマタ湾に囲まれた街並み、ヨットやボート、オークランドの象徴スカイタワーやハーバーブリッジ、ランギトト島など全てを見渡すことができます。

 

気になる行き方ですが、デボンポートのフェリーターミナルから歩いて20分ほどで行くことができます。フェリーターミナルを抜けると、すぐにメインストリートのビクトリアロード(Victoria Rd)に入っていきます。様々なお店が立ち並んでいますが、10分ほどでメインストリートを抜けることができ、その先には麓にある入口と、高くそびえるマウントビクトリアが見えてきます。少し勾配は急ですが、実際に登っている時間はそこまで長くありませんので、普段から登山やウォーキングなどしていない方でも登ることができますよ。

 

こちらのマウントビクトリアは、先住民族マオリの土地として使われていたもので、元々は火山帯であり、現在は旧火山にあたります。以前は車で山頂まで登ることが誰でもできましたが、先住民からの乗り入れ禁止要望に敬意を示す形と、車と歩行者は同じ道を通る為、歩行者にとって危険であるということで、2018年から許可のある車以外は登ることができなくなりました。現在は、電子ゲートが設置され、一部のデボンポートのツアーや関係者以外は入ることができませんが、ゲート前の中腹に少しだけ駐車スペースがあります。

 

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山頂からの景色(ランギトト島)とキノコの大群

山頂にはどこかで見たことのあるようなキノコのオブジェがたくさん設置されていて、背景のランギトト島と共にユニークな光景が広がっています。これは実は、山頂の下にある給水ポンプの空気を抜く際の通気孔として使われています。

また、マウントビクトリアは第2次世界大戦時には、要塞として使われていたということもあり、当時使われていた大砲も見ることができます。 

 

 

3.   海沿いウォーキング

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フェリーターミナル近くのビーチ

フェリーに乗ってデボンポートへ来たからには、 海に繋がるワイテマタ湾の見える散歩道やビーチ沿いを歩いてみましょう。天気の良い日は、本当に気持ちの良いウォーキングになると思います。

 

フェリーターミナルから出て、左(西)へ向かうと、スカイタワーやオークランドシティ、ハーバーブリッジなどが見えてきます。右(東)に向かうと、小さいビーチや公園、ヨットクラブや停泊しているボート、地元の方々が泳ぎにくるトーピードビーチなどが見えてきます。

 

  

4.   デボンポートチョコレート

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デボンポートチョコレート外観と内装

デボンポートには、チョコレート屋さんもあります。 この「デボンポートチョコレート」は、デボンポートにのみ販売しているお店の奥に工場を構えており、その場でチョコレートが作られています。オークランドシティにも小さめの店舗がクイーンズアーケードという場所にあります。

 

場所は、デボンポートのメインストリートからひとつ隣のウィンヤードストリート(Wynyard St)沿いにあり、フェリーターミナルから徒歩5分圏内にあり、アクセスもとてもしやすいです。お店に入るといつもチョコレートの試食ができるようになっていますので、美味しいチョコレートをつまんで、NZのお土産に買って行くのもいいと思います。 

 

ここのチョコレートは、NZ全国に売っているものではなく、限られたスーパーやお土産店にしか売っていませんので、NZ産のチョコレートはお土産にも喜ばれますよ。お店には、様々な形のチョコレートが販売しています。セットのものから、動物や靴の形をしたもの、それ以外にはホットチョコレートというチョコレートドリンクも販売しています。少しビターな味わいのするココアのようで、とても美味しいのでぜひ体験してみてください。

 

 

5.   おしゃれなカフェやレストラン

デボンポートのメインストリートには、カフェやレストランがたくさん立ち並び、地元の人々がたくさん訪れます。NZはカフェやコーヒー文化が盛んですから、朝からカフェにやってきて優雅な1日を過ごす方も多いです。その中からいくつかのお店をご紹介します。

 

 

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The Esplanade(左)、Manuka(右)

・The Esplanade Hotel Restaurant

フェリーターミナルから出てすぐ、豪勢な建物が見えてきますが、それが「エスプラネードホテル」です。1900年から続く歴史あるホテルに併設のカフェレストランでお食事を取るのもいいのではないでしょうか。朝食メニューからバースタイルのものまで、お昼はビールを片手に外のパラソル下で優雅に過ごしている方も多く見かけます。

 

・Manuka Cafe & Restaurant

デボンポートの1番人気カフェといえば、こちらの「マヌカ」です。フレンチトーストやパンケーキ、シーフードチャウダーエッグベネディクトの他、パスタやピザも多く、夜は様々な種類のお肉や魚、ムール貝などがあり、朝から晩までたくさんのメニューが用意され、店内の雰囲気も良くいつも人だかりが絶えないお店です。

 

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Stone Oven(左)、Twisted Tomato(右)

・Stone Oven Bakery & Cafe

こちらの「ストーンオーブンカフェ」は、前述のエスプラネードとマヌカの中間地点といった場所にあります。マヌカと同様のカフェスタイルですが、こちらはディナー営業はなしの朝から夕方までの開店になります。シーフードチャウダーを始めとしたメニューも多く取り揃えられていますが、レジ手前にあるショーケース(ガラス張りの棚に料理が並んでいる所)に並ぶ料理の種類がとても多いです。直観的に選びやすいのも良いところですね。店内の雰囲気も良し。

 

・ Twisted Tomato

「ツイステッド トマト」は、オークランドのチェーン店でポイントシェブ(Point Chevalier)にありますが、近頃デボンポートにも出店をしたようです。グーグルマップでは、デボンポート店が確認できませんが、あります。店内はこじんまりとしたカフェとなっていますが、白を基調とした空間作りと屋外スペースもあり、メニューはどれを頼んでも美味しいと評判のお店です。お勧めは、パンケーキとビッグブレークファースト。

 

 

6.   大きなスーパーマーケット

デボンポートには、大型のスーパーマーケット「New World」があります。オークランドシティ中心部にあるニューワールドは、けっこう小さいですよね。ここのニューワールドは、日本では見ないぐらいの大きさでコストコのように大きく広がっています。もちろん、NZのお土産を買うのも良いと思います。

 

 

以上になりますが、デボンポートの魅力は伝わりましたでしょうか?これだけたくさんのことを紹介しましたが、所要時間は3-4時間ほどもあれば十分ですので、午前中だけでも見て回ることができますね。

ツアーを行っている会社もありますし、個人でもフェリーに乗るだけで行ける観光地、ぜひぜひオークランドへお越しの際は訪れてみることをお勧めします。 

オークランドのスポーツバーでラグビー観戦!まとめ7選

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Kia Ora(キオラ)!

今回は、オークランドでスポーツ観戦のできるスポーツバーについてまとめてみました。ニュージーランドで絶大な人気を誇るラグビーの観戦も、現地ニュージーランド人たちと一緒に楽しめるスポーツバーに行ってみるのもお勧めです。

 

 

1.   The Right Track Sports Bar & Cafe

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The Right Track 外観と店内

まずは、オークランド市内中心部、ブリトマート駅から徒歩3分ほどの「ザ ライトトラック スポーツバー」をご紹介します。メインストリートであるクイーンStからフォートStへ入ってすぐのどこからでもアクセス抜群です。こちらはお店の名前にもスポーツと入っていて、各種スポーツへの熱の入れ具合がすごいです。

お店のホームページはFacebookが公式のようで、下の写真のような各種スポーツの試合をこの時間に放送しますといった看板が頻繁にアップデートされます。これはお店に置いてある看板で、とてもわかりやすいですね。ちなみにこの写真は2019年のラグビーワールドカップの決勝戦と3位決定戦が行われた日、ニュージーランド代表オールブラックスウェールズと試合をした時のものです。
 

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各スポーツ注目試合と店内モニター

気になる店内は、スポーツ観戦をするためのモニターがたくさんあり、ここで一押しなのが、上の写真のように区切られた座席にもモニターが設置してあります。これではむしろ、家で観戦しているのと同じだと思いますか??そんなことありません、周りを見れば盛り上がっている人ばかりで雰囲気も楽しめるでしょう!

 

また、こちらのお店は各曜日によって、スペシャルサービスが決められています。月曜日なら、朝食を頼むと無料のティーかコーヒーがついてくるといったものです。内容は曜日と時期によって変わってきますので、ホームページかお店をチェックしてみてください。タップビールのお値段は、約8~10ドルです。

 

営業時間: 月~日 24 hours

住所: 4 Fort St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-379 4498

公式サイト: https://www.facebook.com/righttracksportscafe/

 

 

2.   Coops Corner Pub(元 Degree)

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Coops Corner 外観と店内

さてお次は、オークランドウォーターフロントに近いヨットやボートが並ぶバイアダクトハーバー(Viaduct Harbour)の一等地にある「クープス コーナー パブ」をご紹介します。こちらのお店は2019年頃まではDegreeという店名でしたが、オーナーが変わったのか名前や内装なども変わりました。バイアダクトハーバーは、レストランやバーなどがずらーっと立ち並ぶオークランドでもとても賑やかなレストラン街になっていて、そこに入ってすぐの場所にCoopsは位置しています。いつも外からでも賑やかなことがわかり、ひときわ目立っているお店といったところでしょうか。

 

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店内モニターと2019RWC時の様子

気になる店内には、大きなものから中くらいのものまでモニターがたくさん設置されていますね。上の写真は2019年のラグビーワールドカップが行われていた時のものです。たくさんの国旗が店内を彩ってラグビー観戦を楽しめる雰囲気作りがしっかりされています。

 

また、水曜日にはクイズ大会(景品などはなさそうです)や金曜日にはスーパーサンドイッチフライデーという特別なサンドイッチが用意される日などこちらも曜日によっていくつかイベントを企画しているようです。その他、ハイネケンノンアルコールビールがタップで飲める数少ないお店のひとつとなります。NZで導入したのはここが初めてのようですよ!お酒の弱い方でも安心してスポーツ観戦をしながら喉を潤すことができそうですね。タップビールのお値段は、約9ドル~11ドルです。

 

営業時間: 日~月 11:30-Late

住所: 204 Quay St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-377 1200
公式サイト: https://joylab.co.nz/coops

 

 

3.   The Fox Sporting Bar & Restaurant

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The Fox 外観と店内

お次の「ザ フォックス スポーティング バー」は、前述のCoops Corner Pubと同様、バイアダクトハーバーにお店を構えています。バイアダクトに入って少し奥の角に位置し、入口は少し小さめに見えますが、店内は広々とした空間が広がっています。

 

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モニターと店内奥の内装

モニターは店内にたくさん配置され、バーカウンターで立ち飲みや足の長いイス、ソファなどもあり、様々なスタイルでスポーツ観戦を楽しめるでしょう。店内は一見、ごちゃついてそうですが、意外と広い作りになっています。2019ラグビーワールドカップの際もとても盛り上がりを見せました。タップビールのお値段は、約10~12ドルです。

  

営業時間: 月~金 11:30-Late 土日 9:00-Late

住所: 85/87 Customs St W, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-358 2767

公式サイト: https://www.thefox.co.nz/

 

 

4.   Andy's Burgers & Bar

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Andy‘s 外観と店内

こちらの「アンディーズ バーガーズ アンド バー」は、オークランドの象徴であるスカイタワーのすぐ横、スカイシティビルディング内、エスカレーターを登って2階にあります。スカイタワーが目印となりますので、迷うことはなくなりますし、海沿いのウォーターフロントやバイアダクトハーバーまで少し遠いなというホテルに滞在されている方でも、オークランドシティど真ん中のこちらのお店なら行きやすいですね。

 

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モニターと店内の様子

気になる店内は、ボックスシートや足の長いイス、テーブル席など様々なスタイルが整えられています。 スポーツ観戦用のモニターも大画面のものから中型のものまで、誰でも見ることができるように設置されています。

 

こちらのお店はその名の通りハンバーガー専門店となり、もちろん美味しいのですが、ラムシャンクやフィッシュアンドチップスなどの料理、お酒のつまみになるものも取り揃えています。また、月~木曜日のディナータイムには25ドルのスペシャルミールがあり、ドリンク(お酒も)がついてそれぞれの曜日にステーキやチキンが提供されるといった特別メニューもあります。タップビールのお値段は、約9~11ドルです。 

 

営業時間: 日~木 11:00-22:00 金土 11:00-2:00am

住所: Victoria Street West &, Hobson St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-363 6000

公式サイト: https://skycityauckland.co.nz/restaurants/andys-burgers-bar/

  

 

5.   Shakespeare Hotel & Brewery

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Shakespeare 外観と店内

5つ目は「シェイクスピア ホテル&ブリュワリー」です。その名の通り、ホテルにもなっていて、宿泊施設として利用することもできます。また、ブリュワリーということで、独自のビールを開発、製造しています。こちらのシェイクスピアは、NZで初めてのブリューパブ(Brew Pub)であり、歴史ある場所となっています。ちなみにブリューパブとは、小さな醸造所とビールをその場で提供できる酒場のことです。アクセスは、バイアダクトハーバーとスカイタワーのちょうど間ぐらいといったところで、オークランドシティの中心部に位置しています。

 

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タップビールと内装

店内はそこまで広いといった印象はありませんが、ゴージャスな装飾と一緒にモニターがたくさん設置され、スポーツ観戦にもおすすめです。前述の通り、ブリュワリーとなっている為、上の写真のようにバーレストランの裏でビールを実際に作っており、他のバーやレストランでは飲めないユニークなビールが取り揃えられています。

 

また、こちらのお店ではランチメニューがとてもお得になっています。各ハンバーガーやイカフライ、フィッシュアンドチップスなどがなんと15ドルで提供されています。ニュージーランドの物価を考えれば、とても安価な値段でランチを取ることができます。これらのメニューには、シェイクスピアがおすすめする独自のビールがメニューに書いてあり、+4.5ドルの19.5ドルでその場で醸造されたタップビールを最高のマッチングで飲むこともできます。夜の観戦とはまた別に行ってみてもいいと思います。もちろんブリュワリーですので、ビールのテイスティングもやっています。

 

営業時間: 日~月 11:00-Late

住所: 122 Quay St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-374 3952

公式サイト: https://shakespeare.nz/

 

 

6.   Headquarters

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Headquarters 外観と店内

こちらの「ヘッドクオーターズ」は、バイアダクトハーバーのレストラン街に位置しており、CoopsやFoxと同じくいつ見ても賑やかなお店となっています。外から見ると、とにかく派手ですね。その分お洒落な料理やドリンクもたくさん揃えられています。

 

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屋外スペースで太陽を見ながら

実は店内には、そこまでたくさんのモニターは設置されていないようですが、ラグビーの試合や注目スポーツなどがあると、大きなスクリーンが設置され、お酒を飲みながら観戦する人がたくさん集まってきます。外にはリラックスできる大型のイスやベッド、クッションなどがずらりと並び、お昼からビールを飲んでリラックスしている人たちがとても多いです。

 

また、こちらのお店には、チーズボード(Cheese Board)という種類のメニューがあり、ニュージーランド各地で作られたNZ産チーズやフランス、スペイン産のチーズを使ったチーズの盛り合わせを頼むことができます。NZ産のワインも多数取り扱っていますので、ワインとチーズで景気付けもいいかもしれませんね。タップビールのお値段は、約10~15ドルです。

 

営業時間: 月~日 9:00-3:00am

住所: 115 Customs St West, Viaduct, Auckland 1010

電話: +64 9-394 7300

公式サイト: http://www.hqviaduct.co.nz/

 

 

7.   Auckland Fish Market (おまけ)

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Fish Market 食事スペースとバー

最後は「オークランド フィッシュ マーケット」をご紹介します。 バイアダクトハーバーから更に西へ向かい、歩くこと10分ほどで辿り着けるのが、オークランドの魚市場になります。フィッシュマーケットは、2019年に改装工事が終わり、とてもスタイリッシュな建物と内装で生まれ変わりました。建物内には、様々な国の料理を提供したお店が立ち並び、オークランド沖で獲れた新鮮な魚たちを使った料理、獲れたての魚や貝などが販売されています。

 

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新鮮シーフードと屋外モニター

フィッシュマーケット自体は、通常はスポーツバーとして営業しているわけではありませんが、上の写真のようにモニターが食事スペースには設置され、大画面もあり、ラグビーやその他スポーツの注目試合などは観戦することができます。

 

この食事スペースは建物から外に出る形で繋がっていて、同じ場所にフィッシュアンドチップスのお店やビールやワインを提供するバーカウンターが設置されています。2019年のラグビーワールドカップの際は、この場所がファンビューイングとして使われ、とても盛り上がっていました。ランチ時にNZ伝統のフィッシュアンドチップスを楽しみに行くのもひとつお勧めです。タップビールのお値段は、約10~15ドルです。

 

営業時間: 月~日 7:00-19:00

住所:  22-23 Jelico St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-374 3952

公式サイト: https://www.afm.co.nz/

 

 

 

それぞれのバーやレストランでは、ハッピーアワーというビールなどが安くなる時間を設けているお店もありますので、お店の前の看板など要チェックしてみて自分だけのお気に入りのスポーツバーを見つけてみてください。

オークランドのハーバーブリッジ徹底解説 橋と人々の生活

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オークランド ハーバーブリッジ

Kia Ora(キオラ)!

今回は、ニュージーランドオークランドの象徴のひとつであり、オークランド中心部から北オークランドのノースショアを繋ぐ、生活や交通のライフラインとして活躍している「ハーバーブリッジ」と、建設が終わった後の人々の生活がどう変わって行ったかを見て行きたいと思います。とても長くなりますので、お時間のある時にお読みください。

 

 

1.   ハーバーブリッジの開通。60年以上の歴史

まずはハーバーブリッジの歴史を振り返ってみましょう。1954年に着工が始まり、1959年に4車線の橋の建設が完了しました。オークランド中心部からオークランドの北にあるノースショアを繋ぎ、長さは1020メートル、水面から43.27mの高さを誇るとても大きな橋です。こちらの動画は開通した際のオークランドの様子を映したものです。

www.youtube.com

1959年4月に工事が終わった後、正式に橋が開通したのが5月30日となり、この日は今現在もハーバーブリッジの日となっています。当時、開通日にはそれを記念して、10万6千人もの人々が歩いてその開通を祝ったそうです。

 

建設中はイングランドから180名の労働者も来て、1000名もの体制で工事にあたっていました。1956年から1957年にかけては、ストライキが行われ、ある時期には嵐によって作り上げた橋の一部が飛ばされるなどして、完了時期が遅れるといったこともありました。また、建設中は4名が事故で亡くなり、今はノースショア側の橋の下に名前が刻まれているそうです。

 

ハーバーブリッジの原案自体は、遡ること1860年という遥か昔になります。オークランドの北に位置するノースショアを拠点とする牧場関係の方が、オークランドに家畜市場を更に大きくしたいということで、移動や運搬の負担を和らげるため、橋の建設が提案されたことが始まりでしたが、コストがかかりすぎるといったことで、当時その話はなくなったそうです。

その後、橋の話は水面下で続き、1946年になると、橋のデザインと機能性などが具体的に提案され始めます。当初は車線の数が5か6車線、交通量調整システム、両側に歩行者用レーンという計画でした。しかし、いざ建設を始める段階まで来ると、当時の政府が主導で緊縮経済を掲げていた為、コストの問題で、4車線のみ、歩行者用レーンなし、車専用ということで1954年に建設工事が始まりました。1959年には開通しますが、その10年後に見えてきた問題とは?

 

 

2.   開通から10年後、ニュージーランドにやってきた日本企業

ハーバーブリッジが完成した後、オークランド北部は発展、便利になった為、たくさんの人が移住するようになりました。1965年までには1年間で往来する車の数は約1000万台となっており、たった10年も経たないうちに予想の3倍にもなっていました。

そこで、1968年から1969年にかけて、元々4車線であった橋を増設し、8車線にすることにしたのです。これで橋の車線数は2倍になり、増えたまたはこれから増える交通量に合わせて拡張したのです。

 

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クリップオン方式で両側2レーンずつを拡張

その時の拡張工事を請け負った会社が、日本の石川島播磨重工業(現IHI)でした。政府は拡張工事を始めるにあたって、世界的な入札制度を用い、これを見事勝ち取ったのが日本では知っている人も多い石川島播磨重工業でした。

 

拡張工事にあたっては、橋の両側から2車線ずつ追加をするというクリップオン方式が取られました。石川島播磨重工業は、日本で4車線分の橋を作ってから、NZへ船で運び、交通を妨げることなくあっという間に橋を増設してしまったのです。これが日本の技術水準の高さを知らしめたこともあり、ハーバーブリッジは、ニッポン クリップオン(Nippon clip-ons)とも呼ばれるようになりました。

 

 

3.   橋は元々、有料道路だった

ハーバーブリッジは、NZの最北端から続く国道1号線の一部であり、オークランドノーザンモーターウェイという高速道路の一部でもあり、1959年に完成した後、有料道路として開通されました。

開通当時、ニュージーランドでは現在のNZD(ニュージーランドドル)ではなく、NZP(ニュージーランドポンド)が通貨として使われていました。ハーバーブリッジは開通と同時に、橋の北側の両レーンに料金ブースを設け、車1台につき2シリングと6ペンス(2020年では約6ドル)の料金を課して橋は開通しました。

 

それから15ヶ月後、2シリング(2020年では約5ドル)に料金が引き下げられました。その後、1967年にNZPからNZDへ通貨の切り替えが行われ、料金は据え置きの形で20セントとなり、1980年には25セント(2020年では約1.5ドル)になりました。そして、1984年3月31日には有料道路及び料金ブースはなくなり、無料で開放されることになりました。

この料金の徴収自体は、建設にかかった費用を回収するためであった為、今現在は人々は何かを支払うことなく通過することができます。それ以外には、増え続ける交通量と渋滞の対処には別のシステムも使われていました。

 

 

4.   交通量の増加に伴う渋滞緩和システム 

ハーバーブリッジ建設当時から、橋を使ってオークランド中心部と北部を往来する車の交通量はみるみるうちに多くなっていきました。10年後には拡張工事をしましたが、それでは収まらないほどに交通量は多くなり、通勤や帰宅時間には渋滞が酷くなっていきました。そこで1990年、渋滞をできるだけ回避、緩和できるシステムを導入しました。

 

8車線ある橋の中央に可動式ブロックが配置され、 バリアマシン(Barrier machine)という専用の車がブロックの上を通過することによって、中央から車線を跨いでブロックが動きます。4:4であった車線は、混雑する時間帯に合わせ、3:5になったり、5:3になったりと渋滞を緩和させます。

 

このバリアマシンは、早朝4時頃、午前10時頃、午後3時頃、午後7時頃、と1日に4回稼働します。朝は6時台からオークランド中心部や西、南へ仕事へ向かう方が多くなる為、街方面の車線数が5と多くなり、北方面の車線数が3となります。通勤の時間帯が過ぎると、10時頃に4:4に戻ります。また、帰宅の時間帯には朝と反対車線が混雑するため、北方面が3車線、街方面が5車線となります。その後、午後7時過ぎに車線の数は元に戻ります。

ちなみにこれが行われるのは、月~金の平日のみ、つまり、一般的な仕事をする人が多い日に限ります。逆に休日や祝日などはバリアマシンも動かず、道路は空いていることが多いです。

 

文面だけではわかりにくいと思いますので、Youtubeの動画を貼っておきます。この動画は、有名なサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジのバリアマシンの様子です。オークランドのそれは、世界で1番最初にこのシステムを導入したそうですよ。

www.youtube.com

このシステムが導入された当時は、車線数は6:2になっていたこともあったそうです。2車線だけでは深夜でもない限りなかなかつらそうですね。今は5:3の割合になっていますが、夜中の橋の点検や工事などがあると、片側の2車線が封鎖され、3:3になることもあります。また、ハーバーブリッジは北へ向かう唯一の陸路と言ってもいいぐらいですので、時間帯によって交通量は凄まじいものになります。通常は5分ほどで渡れる場合もひどい時は30分かかったり、そのような時に事故が起きると車が動かない地獄のような光景になります。

 

1959年の建設当時は、1日の車の交通量は約1万1千台でしたが、バリアマシンのできた1991年には約12万台、2006年には約17万台に、2020年には約20万台までと急激に交通量は増加しています。その間、オークランド北部ノースショアの人口は4倍にもなっていきました。

 

 

5.   完成した後の人々の生活の変化

ハーバーブリッジの交通量が増えるということは、それだけオークランド北部のノースショアの人口が増えたということになります。それだけ、この橋は1号線に繋がり、ノースショア各地区を中心部から更に行きやすく、身近なところにしてくれた、ということになります。 

 

橋が完成するまで、オークランド中心部からノースショアへ 向かう際は、2つの方法がありました。ノースショアは地続きにもなっていた為、オークランド西部からぐるっと車で2時間ほどをかけてノースショア方面に行っていました。とても気軽に行けるほどではないですね。それ以外には、車を積めるフェリーも出ていた為、フェリーで30分ほどで行くこともできたようです。それが橋のおかげで10分もかからずにノースショアへ行けるわけですからね、人も増えていくことが納得できます。

 

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オークランド中心部からノースショアへのルート解説

わかりやすいように地図でご覧頂きたいと思います。西から北にかけてある大きな高速道路18号線は2007年に完成し、より交通の利便性は増しました。橋が事故や大きな渋滞に見舞われている場合は西に向かい、18号線を通って北に向かうほうが早いこともあります。しかし、中心部から西を通って北へ向かう際にその便利な高速道路を使ったとしても、30分以上はかかります。これが昔は2時間かかっていたそうです。

 

1950年代にはノースショアの地域には約5万人ほどの人々が住んでいたそうですが、ハーバーブリッジの完成後、ノースショアの発展に伴い人口は4倍にも膨れ上がれました。ニュージーランド全体の人口は上昇の一途ではありましたが、1950年代にはオークランド人口は約40万人(ノースショア約5万人)だったところ、2020年現在では約160万人、ノースショアの人口は20万人を超えています。

 

今現在、ハーバーブリッジのメンテナンスには毎年400万ドル(日本円にして3億円近く)が使われ、同時に160名ほどの方が橋の点検や補強などのために働き、雇用機会も生み出しています。

 

 

6.   ライトアップとスカイパス計画

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綺麗にライトアップされるハーバーブリッジ

2017年末頃から、ハーバーブリッジは夜になるとライトアップをするようになりました。また、マオリの新年を祝う日やアンザックデー、ハーバーブリッジの日などの祝日や記念日にはライトショーのイベントが行われています。このイベントを催している企業が「Vector Lights」というNZのエネルギー関連企業です。オークランドカウンシル(市役所のようなもの)と協力し、ソーラー発電などのクリーンなエネルギーでライトショーを行います。下のリンクから、2019年のハーバーブリッジ60周年記念の動画などご覧頂けるようになっています。

www.vector.co.nz

 

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スカイパス構想のイメージ

2019年には、車専用のハーバーブリッジにスカイパスという歩行者用レーンを作ろうという案が具体的に上がってきました。上の画像はひとつの構想のようですが、下のNZTAがアナウンスしたものがより現実的な形になるのかもしれません。この案は正式に決まったものではないようなのと、時期も2022年以降になるかもしれませんが、オークランドをより住みやすい場所にしてくれるでしょう。

www.stuff.co.nz

 

 

7.   橋のアクティビティ紹介

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橋の下でバンジージャンプとブリッジクライムに向かう参加者

ハーバーブリッジでは、様々なアクティビティやイベントが行われています。代表的なものでは、橋の下から海に向かってバンジージャンプをする「ブリッジバンジー」、高さ65mにも及ぶ橋の上の鉄橋部分を歩く「ブリッジクライム」などが挙げられます。ハーバーブリッジは車専用の橋である為、歩いて渡ったりといったことはできませんが、これらのアクティビティに参加することで、橋の下に設置されているウォークウェイを歩いて中心部分まで行くことができます。写真も併せてご覧ください。

 

また、イベントとしては毎年10月か11月に開催されている「オークランドラソン」があり、こちらに参加をされた方はなんとハーバーブリッジを走って(歩いて)渡ることができます。 参加者は1万2千人を超えるというNZの人口を考えればとても大きなマラソン大会です。

 

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クルーズツアーでは橋の下をくぐることができます

それ以外には、オークランドの周りに広がるワイテマタハーバーをぐるりと一周するクルーズツアーなども行われています。フェリーターミナルから約1時間半、英語だけですが解説などもしてくれ、ハーバーブリッジの高架下を船でくぐることもできます。定期フェリーでは、便数は少なめですが、西オークランドのウエストハーバー行きのものもあるようです。これはハーバーブリッジを下から写した際の写真です。

 

参考サイト

ブリッジバンジー

https://www.bungy.co.nz/auckland/auckland-bridge/auckland-bridge-bungy/

ブリッジクライム

https://www.bungy.co.nz/auckland/auckland-bridge/auckland-bridge-climb/

オークランドラソン

https://aucklandmarathon.co.nz/

ハーバークルーズツアー

https://www.fullers.co.nz/experiences-tours/day-tours/auckland-harbour-cruise/

 

 

ということで、オークランドのハーバーブリッジの魅力、伝わりましたでしょうか?

皆さんもぜひ車で通過したり、アクティビティに参加したり、ツアーで車窓観光やクルーズツアーに参加してハーバーブリッジを体験してみてください。

オークランドに来たら、ハイティーを楽しもう!オススメ店5選

Kia Ora(キオラ)!

今回は、ニュージーランドでも人気のハイティーのお店 in オークランドについて取り上げていきたいと思います。普段仕事で頑張っているご自身のご褒美に紅茶とケーキ、様々なスイーツと一緒に素敵な時間を過ごしてみませんか?

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ハイティー

 

 

1.   Milse(ミルズ)

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Milse 店内

 まずはMilseのご紹介です。オークランド市内中心に位置するBritomart(ブリトマート)駅のすぐ近くにあるお洒落なカフェで、様々な種類のケーキやタルトなどをテイクアウトでも販売しているお店です。ロケーションも主要な電車の駅と海にも近く、街歩きの際にも行きやすい所にあります。

 ハイティーは、土日のみになりますが、予約は必須。オンラインで予約ができるようになっています。1人42ドルは平均的なハイティーの相場ですが、62ドルのシャンパン付きも選ぶことができます。Milseのハイティー自体は2019年8月に始まったばかり、元々オークランダーにも評判の高かったケーキやタルトを提供していましたので、ハイティーのスイーツもクオリティの高いものになっています。

 

価格: $42(一人)/ $62(シャンパン付)

ハイティー営業時間: 土日 12:00-17:00

住所: 31 Tyler St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-215 8996

公式サイト: https://www.milse.co.nz/high-tea

 

2.   The Wintergarden Pavillion(ウィンターガーデンパビリオン)

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Wintergarden Cafe 外観

 お次のWintergarden Pavillionは、オークランドドメインという大きな公園の中にあるウィンターガーデンという植物園の隣に位置しています。Pavillionでは、ウェディングやプライベートイベントなどが行われ、同じ場所にあるカフェは毎日営業しています。オークランドドメインまでは、バスを使ってくることもできますが、歩けば30分ほどで行くこともできます。

 ハイティーは、第1週と第3週の土日のみの開催。こちらもオンラインでの予約ができるようになっています。2日前の予約が必須で、予約時に人数分の代金の3分の1を前払いすることで予約が確定、5日前までのキャンセルで払い戻しがされるようになります。代金は1人38ドルと、相場よりは安めの値段設定となっています。

 

価格: $38(一人)/ $48(スパークリングワイン付)

ハイティー営業時間: 土日 (第1週、第3週のみ) 10:30-15:00

住所: 20 Kiosk Rd, Parnell, Auckland 1010

電話: +64 9-354 3360

公式サイト: https://www.wintergardenpavilion.co.nz/wintergarden-cafe/high-tea-at-the-pavilion

 

3.   Cornwall Park Bistro(コーンウォールパークビストロ)

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Cornwall Park Bistro 店内

 こちらのCornwall Park Bistroは、オークランド市内からバスで20分ほど走った所に位置するコーンウォールパークという公園の中にあるレストランです。オークランドで1番広いという広大な敷地を持つ公園の中には、レストランやカフェ、観光案内所などの施設もあり、平日は散歩やランニング、週末はピクニックやカフェで優雅な時間を過ごしに来る地元民も多いです。

 こちらのハイティーは、毎日提供されています。オンラインで予約が可能となっており、24時間以内の人数確定と予約が必須となっています。予約時にはクレジットカードが必要で一人につき20ドルの予約金を預けますが、48時間以内のキャンセルで予約金が戻ってきます。代金は、45ドルと少し高めの設定となっていますが、オークランド市内からは離れていますので、観光客はそこまで多くないのかもしれません。地元の方々と一緒にハイティーを楽しみましょう。

 

価格: $45(一人)/ $55(スパークリングワイン付)

ハイティー営業時間: 月~金 10:00-11:30, 14:00-16:00 土日 14:00-16:00

住所: Michael Horton Dr, One Tree Hill, Auckland 1051

電話: +64 9-630 2888

公式サイト: https://www.cornwallparkeateries.com/high-tea

 

4.   The Sofitel(ソフィテル)

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The Sofitel ホテル内装

 お次は所変わって高級ホテルであるThe Sofitel Aucklandです。芸能人や社長さんなどVIPも宿泊する1泊500ドル以上が相場の一流ホテルです。こちらはオークランド市内の港沿い、ヴァイアダクトハーバーから少しだけ西に行った先に位置しています。人の多いクイーンストリートからは少し離れた落ち着きがあり、ヨットやボート、海も見える場所にあります。ホテルの内装も一味違った高級さを醸し出し、水を使った内装と各種レストランが特別感を与えてくれます。

 ハイティーは、毎日提供されています。一人$45と少し高めですが、シャンパン付きは$59です。予約はオンラインからはできないようで、電話かメールのみ。48時間前の予約が必須、5人以上はクレジットカードの情報が必要になります。48時間を切ってキャンセルをすると、50%のキャンセル料金がかかります。

 

価格: $45(一人)/ $59(シャンパン付)

ハイティー営業時間: 月~日 12:00-15:00

住所: 21 Viaduct Harbour Ave, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-909 9000

公式サイト: https://www.sofitel-auckland.com/high-tea/

 

5.   Stamford Plaza(スタンフォードプラザ)

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Stamford Plaza 外観

こちらのスタンフォードプラザは、オークランド市内中心部にある高級ホテル、ロビーには数々のレストランやバーが入って落ち着いた照明がハイティーの雰囲気にぴったりです。目抜き通りであるクイーンストリートやスカイタワーからすぐ行くことができますので、ハイティー以外にも宿泊場所としてもお勧めです。

ハイティーは、毎日提供されていて、一人$42と平均的なお値段ですが、その他にカクテルやワイン付きのコースも用意されています。また、こちらは持ち帰り用のテイクアウェイハイティーグルテンフリーメニューもあります。予約は必須で、オンライン上で利用できる時間をチェックすることができます。また、大人数グループの場合は割引もしているようですね。

 

価格: $42(一人)/ $52(ベリーティーカクテル付)/

    $56(スパークリングワイン付)/ $67(シャンパン付)

ハイティー営業時間: 月~日 11:30-16:00

 住所: 22-26 Albert St, Auckland CBD, Auckland 1010

 電話: +64 9-309 8888

公式サイト: https://www.stamford.com.au/spak/restaurant--bar/auckland-high-tea

 

 

余談

 ニュージーランドのハイティーは、通常のメニューに加え、シャンパンやスパークリングワインなどがついているものが多いです。これらの泡のあるワインをバブルやバブリーなんて呼ぶようですが、厳密にはシャンパンはスパークリングワインの種類の一つだそうです。シャンパンと名乗るためには、いくつかの条件があるようで、シャンパンと名乗っているものはちょっとお高めのワインとなっています。

 今回紹介した5ヶ所以外にもハイティーを楽しめるところはありますので、ご自身でお気に入りの場所をぜひ見つけてみてください!

ニュージーランドのオークランドはタピオカ店激戦区!まとめ7選

Kia ora(キオラ)!

今回は日本でも流行っているタピオカドリンクのお店 in オークランドについてまとめてみました。

今回は、オークランド市内のお店をまとめていきたいと思います

 

オークランドシティ(市街地中心部)のお店

ニュージーランドの商業や経済の中心都市、オークランド市内のお店をご紹介します! 

1.   GONG CHA ゴンチャ

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Lorne Street上のゴンチャ

まずは日本でもお馴染み、ゴンチャです。オークランド市街地には2店舗あり、目抜き通りであるクイーンストリートとオシャレな雰囲気漂うローンストリート上に位置しています。

ゴンチャは、台湾・高雄を拠点とする、台湾茶の専門チェーン店ということで、漢字では貢茶と書きます。創業は2006年。アジアを中心に店舗を展開、世界中に1400店舗を構えています。「貢茶」という店名は唐時代の中国において時の皇帝に最高品質の茶を献上するしきたりに由来しているそうです。

各ドリンクの甘さや氷の量、トッピングを選べるカスタマイズ方式になりますので、注文する際に必ず聞かれます。砂糖とアイスは何%ですか、といった具合で。

クイーンストリートとローンストリートという市内の絶好のロケーションであることから、ビジネスマンや学生などたくさんの人がタピオカドリンクを買いにやってきます。近頃、オークランド大学の校舎内にも店舗ができたようです。

お値段は安いものだとタピオカミルクティーが5ドル程度です。

 

住所: 7/38 Lorne St, Auckland, 1010

    164 Queen St, Auckland CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-303 4634

営業時間: 月〜金 10:00-22:00、土日 11:00-22:00(Lorne St)

     月~日 10:00-20:00(Queen St)

公式サイト: https://gongcha.co.nz/

 

 

2.   THE ALLEY ジ アレイ

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THE ALLEY 外観とタピオカミルクティー

こちらのTHE ALLEYは、クイーンストリートからスタバ方面のビクトリアストリートへ入り、アルバートパークの目の前で右に曲がったキッチナーストリート上にあります。賑っている通りではありませんが、落ち着いた雰囲気の場所にあり、行列もできることはなく、店内のスペースでゆっくりタピオカドリンクを堪能することができます。

台湾では20店舗を超え、日本や中国などのアジア、タイやベトナムなどの東南アジア地域、アメリカやカナダなどの北米、オーストラリアやニュージーランドオセアニア地域までグローバルな展開を行うタピオカミルクティーのお店です。

コンセプトは、“It’s time for Tea”。

日本語では、このようなコンセプトで表現されています。

「お茶に恋をする、美しい生活」

“初めて飲むと驚きを感じ、2回飲むと好きになり、3回飲むと恋しくなる”

ん~なんだかメルヘンですね!

気になるお値段は、ゴンチャに比べると少し割高になります。

 

住所: Unit A/22-24 Kitchener Street, Auckland, 1010

電話: 09 9300646

営業時間: 月~金 10:00-21:30、土 11:00-21:30、日 11:00–21:00

公式サイト: http://www.the-alley.nz/

 

 

3.   Chatime チャタイム

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Chatime 図書館近く

さあお次はチャタイムです。こちらもゴンチャ同様、オークランド市内には2店舗あり、どちらも目抜き通りであるクイーンストリートに店舗を構えています。1つはシビックシアターという施設の外(近くにダイソーもあります。)、もう1つは道路の反対側である図書館の近くに位置しています。

こちらも台湾で2005年に創業され、2006年にアメリカのカリフォルニアに海外第1号店が出店されました。38ヶ国で2500店舗を展開するティーハウス業界では最大規模のお店です。アメリカを皮切りに現在では、カナダ、インド、タイ、カンボジア、マレーシア、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、日本など世界中で見ることができます。

この2つのエリアは地元の学生や留学生も多く、たくさんの人がやってきます。

 

住所: 275 Queen St, Auckland CBD, Auckland 1010 (Civic)

    11/350 Queen St, Auckland CBD, Auckland 1010 (Library)

電話: +64 9-377 6230 (Civic)、+64 9-320 5520 (Library)

営業時間: 月〜木 11:00-22:30、金土 11:00-24:00、日 11:00-22:00 (Civic)

      月〜木 11:00-22:30、金土 11:00-23:30、日 11:00-22:30 (Library)

公式サイト: http://www.chatime.co.nz/

 

 

4.   HULU CAT フールキャット

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HULU CAT クイーンストリート店

 こちらのHULU CATは日本では馴染みがありませんが、ニュージーランドのみで展開しているバブルティーのブランドなのでしょうか?

あまり情報がありませんが、オークランドの各地でお店を展開、北オークランドのアルバニーや東オークランドのボタニーにも店舗があるようです。オンラインで商品の注文もできるようになっているそうですが、オークランド市内のお店は対象外で上記の2店舗のみということです。市内ではシビックシアターの横とクイーンストリートに位置しており、たくさんの人が訪れています。

 

住所: 16 Wellesley St W, Auckland CBD, Auckland 1010 (Whllesley St)

    g02/239 Queen St, Auckland CBD, Auckland 1010 (Queen St)

電話: +64 9-377 0307 (Whellesley St)

営業時間: 月〜日 11:00-22:00 (Whllesley St)

      月〜日 11:00-21:00 (Queen St)

公式サイト: http://www.hulucat.co.nz/

 

5.   WUCHA ウーチャ

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WUCHA こちらは別店舗


ウーチャは、日本や中国などアジア諸国にて展開しているタピオカミルクティーのお店です。HEALTHY TEA IN ALL SEASON(ヘルシーティーインオールシーズン)を謳って季節ごとに新鮮なフルーツティーも提供しています。ドリンクサイズの指定がないため、一番小さいもので上記写真のサイズになります。お値段はタピオカ入りのミルクティーで8~9ドル前後です。
オークランド市内のお店は1ヶ所のみで、上記のように座れるスペースはありませんが、クイーンストリート上に店舗がありたくさんの人が訪れます。
 

住所: Basement/239 Queen St, Auckland CBD, Auckland 1011

電話: +64 9-302-3668

営業時間: 月〜金 11:00-22:30、土 11:00-24:00、日 定休日

 

6.   WORLD TEA HOUSE ワールドティーハウス

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WORLD TEA HOUSE 外観

こちらのお店はアジア諸国の他、カナダやオーストラリア、ニュージーランドに店舗を展開しています。オークランドでは、ビクトリアストリートという好立地にお店を構えています。店内には寛ぎスペースもあり、各種スマートフォンなどの充電に対応した充電ケーブルも揃えられています。

 

住所: 9-17 Victoria St E, CBD, Auckland 1010

電話: +64 9-379 3116

営業時間: 月〜木 11:00-20:00、金土 11:00-22:00、日 12:30-20:00

 

 

7.   ONE ZO ワンゾー

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ONE ZO 外観とミルクティー

最後はワンゾーです。こちらは日本の東京、横浜、大阪にもお店があるそうですよ。名前字体はあまり知られていないかもしれませんが、台湾を始め中国や香港、マカオ、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、イギリス、アメリカ、カナダと世界各地にグローバルな展開をしています。

面白いことに至るところに日本語の表記が見てとれます。「おいしさの秘密」や「絶えず学習」などなど。突っ込みどころ満載ですが、経営者は日本語が好きなのでしょうか。また、こちらのお店は、全てのドリンクはタピオカなしで出てくるため、タピオカは追加注文になります。筆者が訪問した時は、タピオカを何種類か用意していて白玉のオリジナルバブル、黒糖のバブル、タロイモのバブルがありました。タピオカの製造にこだわりを感じます。タピオカ自体に他店よりも味がしっかり残っているなと感じました。

お店はハイストリートの近く、Chancery Square(チャンスリースクエア)というお洒落スポットの中にあります。

 

住所: Chancery Square, Auckland CBD, Auckland 1010

営業時間: 月〜木 12:00-21:00、金 12:00-22:00、土 13:00-22:00、日 13:00-18:00

公式サイト: https://www.bobatea.com.tw/

 

 

余談

余談ですが、タピオカのことは英語でPearl(パール)、タピオカドリンクについてはBubble Tea(バブルティー)と言われています。

他にはNZでよく飲まれるワインでは、バブルというとスパークリングワインのことを表したりします。

たくさんありましたが、ここで紹介できていないお店もあると思いますので、自分の足でお気に入りのお店を見つけてくださいね!

ニュージーランドのラグビー オールブラックスが踊るハカとは?

Kia ora! (キオラ!)

ニュージーランドオークランド住まいの現地人から、旅行や観光に役立つかわからない情報を発信していくブログです。

記念すべき初回の投稿に何をするか考え抜いた末、日本でも絶賛開催中のラグビーワールドカップにちなんで、ニュージーランドラグビーについてお話したいと思います。

 

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ラグビーで盛り上がるオークランド

 

ニュージーランドにとってのラグビー

ラグビーニュージーランドの国技であり、最も人気の高いスポーツです。その情熱は日本人の筆者にも伝わってくるほど、ニュージーランドという国の文化であり、ニュージーランドを紹介する際には欠かせないものとなっています。NZ男性の7割ほどの方がラグビー経験者であるという話もあります。

 

小さい頃からラグビーに触れる

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小学校からラグビー

ニュージーランドの子供たちは、5歳になるとラグビーを始めるそうで、男女問わずプレーします。

男子代表「オールブラックス」はもちろん有名ですが、女子ラグビー代表チーム「ブラックファーンズ」も世界的に圧倒的な強さを誇っています。女子ラグビーワールドカップにて1998年、2002年、2006年、2010年、2017年の計5回と史上最多の優勝回数をあげています。

代表チームの試合が行われる際は、NZ中のファミリーが観戦に行ったり、テレビやスポーツバーに行ったりしてラグビーを楽しみます。そうして小さい頃から強い代表チームを見ることによって、子供たちは同じように活躍したいと思うわけですね。

 

実はこんな現状も

 ニュージーランドポリネシア諸島に近いこともあり、中心都市オークランドは世界でも一番のポリネシア系人口の多い街でもあります。先住民族であるマオリ族も、元々はポリネシアから来たということもあり、サモア・トンガ・フィジーなどの方々と見た目が似ています。

ポリネシアンは子供の頃からガタイのいい子が多く、白人の子が彼らとラグビーをすると体格差もあることからケガを負ってしまうことも多くなってきているそうです。

そのようなことが続くと、親御さんが黙っていませんので、親が子供にラグビーをやらせたくないという意見も出てきているようです。

 ただ、小学校まではタックルなしのラグビーを行う子供も多く、ユニフォームに付けたリボンを取ることでタックルの代わりにしているそうです。

 

ニュージーランド代表 オールブラックス

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オールブラックス ハカ

黒いユニフォームを身に纏った代表チーム「オールブラックス」は、その強さと試合前に行うパフォーマンスで世界中で注目されています。

 

ラグビー世界ランキング

世界最強オールブラックスは、2019年10月3日現在、世界ランク堂々の1位です。

ラグビーの世界ランキングは永久不滅のポイント制になっており、ホームかアウェイ、お互いの世界ランクの差、15点以上の点差などの試合結果を基にポイントが付与される。4年に一度のラグビーワールドカップでは、通常の2倍のポイントが与えられます。

ちなみに2019年のワールドカップ開幕時は、アイルランドが1位でしたが、ワールドカップ開催中も試合結果に基づき、常に順位は変動するそうです。

 

試合前に踊るハカ(ウォークライ)とは?

オールブラックスが試合開始前に披露するハカ。試合前に一番盛り上がるタイミングでもあり、オールブラックスの魅力のひとつです。

このハカとは、ウォークライ(戦いの雄叫び)とも呼ばれ、元々はニュージーランド先住民族マオリが戦いに赴く前に踊る伝統的な儀式です。戦の前に雄叫びを上げ、自らの闘争心を高めると同時に、敵への威嚇という意味も込められています。

マオリ語での表記はローマ字同様、HAKA(ハカ)となります。それぞれ、HA=Breath(呼吸)、KA=Fire(火)という意味で、気持ちや感情を火のように吐き出すということを表すそうです。

オールブラックスが踊るハカは、Ka mate(カマテ)とKapa O Pango(カパオパンゴ)の2種類が存在します。掛け声や振付などはオールブラックスのオリジナルです。対戦相手やその日のチームの状態によってどちらを踊るのかが決まるそうです。

Ka mate(カマテ)は、日本語で「がんばってがんばって」と聞こえますが、「私は死ぬ」という意味があり、試合前に踊ることで死ぬ気で戦うということを表すと共に現在では対戦相手へ全力で戦いに挑むという敬意の表れでもあります。ラグビーの国際試合にて初めて披露されたのが、1888年や1905年など諸説ありますが、オールブラックスがずっと踊ってきたハカです。

Kapa O Pango(カパオパンゴ)は、オールブラックス専用のハカであり、「黒のチーム」という意味で「我らオールブラックス」と訳されます。2005年の南アフリカ戦で初披露となった比較的新しいハカです。ラグビーワールドカップ2011決勝のフランス戦、2015決勝のオーストラリア戦、2019初戦の南アフリカで披露されており、重要な試合で踊られる傾向にあります。

 

ラグビーワールドカップ2011 決勝 ニュージーランドvsフランス

ハカの間は10mの間隔を空けておかなければならないというルールがあるが、気持ちが高まったフランス選手たちは近づいてきた

www.youtube.com

 

ラグビーワールドカップ2019 開幕戦 ニュージーランドvs南アフリカ

www.youtube.com

ニュージーランドでのハカ

ニュージーランドでは小学校からマオリ語を習ったり、ハカの練習を行います。NZの小学生たちは小さい頃からオールブラックスのように大きい声を張り上げ、堂々とハカを踊ります。その姿は小学生といえど立派で迫力に満ちています。

NZでは、Kapa Haka(カパハカ)という先住民マオリ伝統芸能があります。カパハカは、歌とかけ声と踊りを組み合わせパフォーマンスで、ギターなど楽器を使うこともあります。NZでは毎年大会などもあり、学校に所属するグループなどが競い合います。

カパハカは、結婚式、歓迎式、特別なイベントや行事などで披露されます。NZの観光向け施設でハカをマオリショーで見る場合なども厳密にはカパハカにあたります。

 

その他の国のウォークライは?

また、その他のポリネシア系諸国でもニュージーランドのハカ同様、先住民族のウォークライと呼ばれるものがあり、ラグビーの試合前に踊られることで有名です。

トンガ=シピタウ、サモア=シバタウ、フィジー=ジンビなど様々です。これはNZの先住民マオリと同じ先祖を持つポリネシアに昔から伝わる伝統舞踊です。

ラグビーの試合においては、このウォークライを持つ国同士の戦いになると試合前にはハカ合戦が行われ、盛り上がりを見せます。

 

 

ラグビーワールドカップ2019

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ラグビーワールドカップ2019

ラグビーワールドカップは日本では初開催。日の丸と富士山をモチーフにしたデザインがかっこいいですね。

”4年に一度じゃない。一生に一度だ”

というキャッチフレーズのもと、開催中の現在も日本では盛り上がっています。

ちなみに日本代表のチーム名は皆さんご存知ですか?私は恥ずかしながら知りませんでした。「ブレイブブロッサムズ」といいます。桜のロゴが可愛らしいですね。

 

10月7日現在の成績

日本は現在、3戦全勝。世界ランク2位だったアイルランドに勝利し、日本は9位から8位に上がりました。アイルランドは4位に下がっています。

ニュージーランドも現在、3戦全勝です。

 

日本VSニュージーランドは実現する?

このまま両チームが全勝して1位通過をすると、日本がいるPool AとニュージーランドのPool Bは決勝戦まで対戦することはありません。どちらかが2位通過をした場合、準々決勝であたります。

ニュージーランドでもオールブラックスの試合がある日は自宅に集まったり、スポーツバーに行ったりして皆さんラグビーの観戦をします。お酒もたくさん飲みます。NZではハイネケンが大きく宣伝もしているようですね。

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ハイネケン ビール瓶のデザインには日本も

日本とニュージーランド、両国がラグビーを通してお互いの国を知る機会が増えるといいですね。 そして、決勝戦であたることがあれば最高に盛り上がると思います。では!